貧困層の足搔き

新潟市在住40代おじさんの日記・備忘録である。

『御神酒徳利』への理解が深まった。

私は三遊亭圓生師匠の『御神酒徳利』が好きでYouTubeにあるものを時々聞く。開始から9分頃に主人公が奥様の父のことを『くまがい先生』と言って、お客さんに受けずに滑っていると思われる部分がある。これはどういうオモシロなのだろうかと疑問の感じていたのだが、今日分かった。数日前に見た動画でおかげではあるのだけど。

この『くまがい』は熊谷直実なのね。

『敦盛』という単語も直ぐに出てくるので、知っている人は直ぐに分かるのだろうけど・・・。聞き手に対する要求が高すぎだろw

原文の

『熊谷、「あはれ大将軍とこそ見参らせ候(さうら)へ。まさなうも敵(かたき)にうしろを見せさせ給ふものかな。 かへさせ給へ」と扇をあげてまねきければ、招かれてとッてかへす。』

にある「扇をあげてまねきけべ、」を知っている必要ありのオモシロ。8割のお客さんは頭の上に「?」マークついちゃってるのではと思うのだがもしかして当時は一般常識だったのかしら。

 

www.youtube.com

ちなみに織田信長が愛した「敦盛」が描いているのはこの2人のお話。私は「人間五十年、下天(化天)の内をくらふれハ、夢幻の如く也」を誤って理解していました。気になる方はググってみよう!